高校時代、理数系のクラスにいたので、医者になることも考えましたが、物理と数学を教わっていた家庭教師が慶応大学商学部の学生だったのです。その家庭教師の人が、慶応の政治学科の地域研究はとても進んでいると教えてくれたのです。
高校生の頃はESSに所属して英語も好きでしたし、早くから海外に関心があったので、政治学科で国際社会の研究をするのが一番向いているのではと思いました。
−台湾での生活はいかがですか。
台湾の人たちはとても人情が篤いですね。いつか台湾を離れるときには、きっと私も家内もとても寂しくなると思います。今までいろいろな国に行ってきましたが、台湾ほど親日的な国はないと感じます。日本人として、本当に有難いことだと思います。 今はなかなか時間の余裕がなくてできないのですが、今度ぜひ台湾の田舎、地方へ出かけてみたいと思っています。原住民の村も訪ねてみたいですし、島にも行ってみたいです。烏来や知本の温泉には足を運びましたが、もっと他の温泉も楽しみたいですね。 せっかく台湾にいるのですから、時間をみつけて、台湾でしか食べられないもの、台湾でしか体験できないことができればと思っています。人との付き合いも、そのときだけで終わるのではなくて、家族ぐるみで長く付き合えるような友人をつくって親交を深めていきたいと思っています。
−最後に台湾三田会の会員にひとことお願いします。
−本日は有難うございました。