塾員 in 台湾
                                                      File.9


-台湾で他人に勧めたい場所やお店などがありましたら、ご紹介下さい-


 短時日・単身赴任のため、行動範囲も狭く、私の知っているところは皆さん既にご存知と思いますので、ニッチな所を二箇所だけ挙げておきます。
 
 まずは、老淡水高爾夫の入り口中正路の淡水に面したところにある台菜海鮮の「榕園餐廳」です。夏場限定ですが、ここで出されるビヤジョッキごと冷凍庫でシャーベット状にした氷結ビールがお勧めです。ゴルフで大叩きした人も、最初のひと口でハッピーになってしまいます。
 
 もう一箇所は、前回の塾員紹介に出られた柯さん率いる柯達大飯店
/台北II店の朝食ビュッフェです。上海との兼務になって以来、私は賃貸アパートを出てこちらに長期滞在型でお世話になっているのですが、毎朝地下一階で振舞われる7菜1汁2果の食事はコンパクトながらも和・洋・中の味覚と栄養バランスが実に極細かく配慮されていて、さらに若いスタッフさん達の素敵な笑顔が加わって仕事の疲れや二日酔いも吹っ飛びます。お泊りにならないと食することが出来ないのが残念ですが、皆さんの会社のご出張者には一押しです。




- 慶応大学時代の思い出につきまして 

 大学時代は、馬・ゼミ・オーストラリアの3本柱でした。
左上:1976年9月、池井ゼミ水上合宿。中央で
看板を支えているのが柴山さん。
右上:1976年9月、池井ゼミ水上合宿。野球練習を終えて。
「中段右から3番目の女性は、一年先輩の鈴木由実さんという方で、なんと台湾三田会重鎮の鶴田先輩と同級生。このご縁で台湾三田会へ」と。柴山さん(前列左端)。

 
同好会の馬術9期生で日頃は東京参宮橋にある東京乗馬倶楽部で練習、合宿は北海道の静内という所で、競争の名馬ハイセイコーを輩出した明和牧場の隣にある稗田牧場で毎夏過ごしました。この合宿費や馬の餌代を作るために毎年クリスマスシーズンは日本橋三越でケーキ売りのアルバイトをさせられ、そのおかげでギフト包装はお手の物です。

  ゼミは、台湾三田会の3期大場先輩や後輩となる22期壷内君・25期川嶋君を輩出した池井ゼミの9期生です。本業の日本外交史以上に野球で有名なゼミで、毎夏の水上合宿では野球の練習時間の方が勉強より長く、体力入ゼミの私にはピッタリでしたが、三田祭共同研究で取り組んだ日中外交史の勉強も幾ばくか私の今の姿に影響を与えているのかも知れません。

  オーストラリアへは、日豪経済合同委員会の交換学生として短期留学しました。ホームステイした家が写真のとおり1階でパブを経営しており、裏庭にはワラビーも遊びに来るといった大らかな環境で、現在ののほほんとした性格や話す英語がオーストラリアン・パブ・イングリッシュと言われる所以は、ここにあります。


上: 1976年8月、慶応馬術愛好会の友人と参宮橋東京乗馬倶楽部で撮影した卒業記念写真。柴山さんは左から3番目。
左上:1975年8月、豪州留学時代。ホームステイ先の裏庭で
野生のワラビーと。
右上:1975年8月、豪州留学時代。ホームステイ先の門前でパブの看板犬とともに。


                  (/3/)