高橋郁夫 略歴
2009年4月現在
<学 歴>
現職 慶應義塾大学商学部教授 博士(商学)
学部 1981年 慶應義塾大学商学部 卒業(商学士)
大学院 1983年
慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程 修了(商学修士)
1986年 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程 修了
<職 歴> 1986年 杏林大学社会科学部助手、89年より専任講師、
1992年 東京経済大学経営学部助教授、
1994年 慶應義塾大学商学部助教授
1998年 慶應義塾大学商学部教授(現在に至る)
2000年-2002年 商学部長補佐
2004年 商学部長補佐(現在に至る)
<海外歴>
1984-1985年 ノースウェスタン大学大学院(マーケティング学科博士課程)に
国際ロータリー財団奨学生として留学
1998年 コンコーディア大学(カナダ)訪問研究員
1999年 ワシントン大学(アメリカ)訪問研究員
2003年8月 モントリオール大学(カナダ)HECビジネススクール訪問講師(招聘)
2004年8月 サンノゼ州立大学(アメリカ)ビジネススクール訪問講師(招聘)
2005年8月 ウィーン経済大学(オーストリア)訪問教授(招聘)
2009年8月 サンノゼ州立大学ビジネススクール訪問教授(招聘)予定
<主たる研究活動>
マーケティング論、消費者行動論、流通論などを専門領域とし、とりわけ、マーケティングと消費者行動の接点における諸問題について理論的・実証的な研究を行っている。
<主要業績:最近5年以内のもの>
・『消費者購買行動−小売マーケティングへの写像』千倉書房、1999年、増補版2004年、三訂版2008年。
・“Structural Determinants of Retail Market Potential in Japan, 2002,”
(with Charles Ingene), Proceedings of
2008 Global Marketing Conference at Shanghai, 2008.
・“A Model of Adoption of Digital Multimedia
Broadcasting (DMB) Service: Comparisons in Korea, Japan, and Germany,” (with Kyung
Hoon Kim et al.), Psychology
and Marketing, Volume 25,
Issue 8, 2008.
・「国際化時代の我が国のマーケティング研究―その現状と課題」『三田商学研究』(慶應義塾大学商学会)第51巻第4号、2008年。
・「サービス・マーケティングにおける失敗の潜在性とそのリカバリーの有効性―コンジョイント分析を用いた実証研究 」『マーケティング・ジャーナル』(日本マーケティング協会)108号、2008年。
・「顧客接点としての小売構造と消費者の買物環境満足」『流通情報』(流通経済研究所)第467号、2008年。
・“Strategic Store Location : Structural Determinants of Retail Market
Potential in Japan,” (with
Charles Ingene), C. W. DeMoranville (ed.), Marketing Theory and Practice in an
Inter-functional World, Vol. 13, 2007 World Marketing Congress, (
・「「サービスの失敗」とその後の消費者意思決定プロセス―衡平理論に基づいたサービス・リカバリーの役割に関する分析」『三田商学研究』(慶應義塾大学商学会)第50巻第2号、2007年。
・「「サービスの失敗」と顧客ロイヤルティ向上のためのマーケティング」、フードサービス学会情報委員会監修『顧客の声を活かすフードサービス情報戦略』中央経済社、2006年。
・「消費者行動と広告」日経広告研究所編『平成18年版 広告に携わる人の総合講座』日本経済新聞社、2006年。
・「消費構造の転換と小売業業態変革―過去20年間の変化に対する分析」『流通情報』(流通経済研究所)第439号、2006年。
・“Modeling the Selection of Fast-food Franchises among Japanese Consumers,” (with Michel Laroche, Maria Kalamas and Lefa Teng), Journal of Business Research, Volume 58, Issue 8, 2005.
・「消費者情報に基づく店舗間競合の把握と対応」、フードサービス学会情報委員会監修『フードサービス業における情報化とテクノロジー』中央経済社、2004年。
その他、Journal
of Business Research, Psychology & Marketingなどの海外学術誌も含め論文、共著書多数。
<学会>
日本商業学会(理事2002-2006年、2008年6月理事再任:関東部会代表理事)、日本消費者行動学会(副会長、2011年度より会長予定)、日本マーケティング・サイエンス学会、日本フードサービス学会、The
Academy of Marketing Science、他。
<賞罰>
・『消費者購買行動−小売マーケティングへの写像』千倉書房(1999年)により日本商業学会賞[奨励賞]および慶應義塾賞を受賞。
・「2008年グローバル・マーケティング・コンファレンス 上海 最優秀論文賞」(主催:韓国マーケティング・サイエンス・アカデミー、上海交通大学、延世大学、中国マーケティング・アカデミー、中国経営学会マーケティング委員会)受賞。