帰国が予定されている大場さん、安田さん、菊池さんがコメントを寄せて下さいました。


1.大場 知之さん 1971年法学部政治学科卒

この時期、毎年恒例となりました南部遠征ツアーに参加しましたので、以下レポートいたします。

初日は台北駅6時30分集合。前日の金曜日は忘年会の真っ盛り。
私は本社地区の忘年会の為ほろ酔い状態でしたが、何とか全員無事集合し7時発の新幹線で台南に向け出発。
台南駅に到着するとまず気候の違いに気付きます。やはりこの時期のゴルフは南部に限りますね。

そして大型バスで向かったのが、嘉南GC。池が多いとの情報を頂いておりましたが、設計者の意図通り水の中に5つのボールを寄付してしまいました。(ツアー全体ではかなりの量になっていたのではないでしょうか。)
取り合えず何かゲームをしようということになりオネストを行いました。
オネストとは事前に当日のスコアを自己申告して、結果としてジャストかオーバーで一番近い人が勝利するというゲームで(4つの隠しホール有り)、張善評さんが一番の正直者でした。(おめでとう!)
 初日の夜は、陳会長主催による台湾三田会南北交流懇親会を、恒例となりました蟳之屋(澎湖島の海鮮料理で有名)で行いました。
今回の参加メンバーは合計28人となり、美味しい食事と、皆様それぞれの味のあるスピーチを聞きながら、楽しい交流の時間を過ごすことが出来ました。(陳会長、いつもいつも本当に有り難うございます。)
特に今回はゲストとして、許文星夫人のご友人で湯蘭花さんが参加されましたが、いつの間にかツーショット写真を多くの方が撮っておりました。
 勿論私も。。。(良い記念になりました)。陳会長も。。。でしたね。
湯蘭花さんは、日本のハウス食品が販売した、「マダム楊」という高級即席めんのTVコマーシャルに出演されていた方との紹介で、大いに場が盛り上がりました。
でも、本当は歌手、女優、実業家としてとても有名な女性で、これからの三田会の行事に参加いただけるとの事、間も無く日本に帰る私としてはとても羨ましく思っております。
 この日の最後の締めはエールと「若き血」の斉唱です。
買って出たのは体育会バスケットボール部出身の宮田さん。久々に迫力のあるエールと全員肩を組んで「若き血」を声高らかに歌い、懇親会はお開きとなりました。
 さて、2日目は高雄ゴルフクラブで今回のツアー最後のイベントとなりますコンペを行いました。4年前に初めてプレーしたときに比べてコースコンディションも良くなり、正に台湾を代表するチャンピオンコースで楽しくプレーすることが出来ました。
私にとってはこの難しいコースで初めてハーフ50を切ることが出来、私なりに満足したしだいです。
ティーショットが冴え渡った陳会長は、後半44と同伴メンバーで唯一トータル100を切りましたが、安田さん、菊池さんはこのコースの再チャレンジを誓っておりました。(私の推測ですが。。。)
 新ペリア方式で行ったコンペの優勝は陳建宏さん。ベストグロスも同時に獲得し文句のない成績でした。(陳さん、この調子で6月の慶早戦も加油!加油!)
 楽しく過ごした2日間の南部遠征ツアーもパーティー終了とともに高雄ゴルフクラブにて解散。台北に向かうメンバーは新幹線にて台北駅で解散となり、2日間の日程を無事終了しました。皆様大変お疲れ様でした。

追伸

 私事ですが、3月5日をもちまして、4年9ヶ月に亘る台湾勤務を終了し、定年退職のため日本に帰ることになりました。この間台湾三田会の皆様には公私共に大変お世話になり、誠に有り難うございました。
 今思えば色々な出来事が走馬燈のように目に浮かびます。
なんといっても飯沼前副会長から引き継いだゴルフ慶早戦の連勝記録を、一区切りの10連勝まで達成出来た事。これには海外からの参加者を含め、皆様の熱い気持ちが勝利に結びついたのではないでしょうか。
それから、慶応の後輩でジャズピアノ&ヴォーカルの分野で活躍中の小川理子さんに、2度に亘り台湾にお越しいただき、素晴らしい本場のジャズを聴かせて頂いた事など、楽しいことばかり思い出します。
一昨年の5月には、安西塾長が台湾にお越しになった際、台湾三田会と懇談会を催すことが出来た事。
昨年には慶応義塾創立150周年記念の募金に台湾三田会として対応出来た事。
 まだまだ沢山の思い出が溢れ出て来ますが、台湾人と日本人が台湾三田会という組織の中で本音のお付き合いをさせて頂いたこと。この事が私の人生にとって貴重な財産になったと思いますし、台湾大好き人間になった大きな要素のひとつだと思っております。
 最後になりますが、台湾三田会の益々の発展と皆様のご多幸ご健勝をお祈りして御礼とさせていただきます。



2.安田 豊さん  1992年商学部卒

 1月19日~20日に行われた「台湾三田会 南部ゴルフツアー&懇親会」に、昨年に続き参加させて頂きました。
 今年は昨年と異なり、あの「台湾高速鉄道(新幹線)」を利用しての移動です。本当に便利になりました! 野口雄一郎先輩を始め(*)、高鉄建設された皆様に感謝です。
 さて、出発時の台北は、冬特有の小雨が降る肌寒い天気でしたが、さすが台湾南部! 半袖で充分。暖かい日差しの元、初日 嘉南GC、二日目 高雄GCとも、思う存分ゴルフプレーを満喫できました。
 また、19日夜の懇親会では、なかなかお会いする機会が少ない南部の方々と、おいしい食事(真的好吃!)を頂きながら、楽しいひと時を過ごしました。許文星先輩ご夫人の友人でいらっしゃる、女優の湯蘭花さんにもご参加頂き、一際、華のある賑やかな懇親会となりました。

尚、会食の席上で、来年の各自の自己紹介は、中国語で行うことが決まりましたので、日本人の方々は、来年までによく勉強しておく必要があります。

 ところで、肝心の(?) ゴルフの成績ですが、2日目に行われたダブルペリア方式のコンペでは、我ら台湾三田会の主力、陳健宏さんと柯孫達さんが、いずれも80台を出して優勝、準優勝。昨年、残念ながら連勝の止まった慶早ゴルフ対抗戦ですが、今年、新たな連勝伝説が始まるのは、もはや、間違いありません。

 ところで、私事ですが、2月末に日本へ帰任する事になりました。台湾駐在3年半、充実した駐在生活を送る事が出来ました。特に、台湾三田会では、国籍をこえ、慶早ゴルフ・三三会と、皆様と大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。この場をお借りして、厚く感謝申し上げるとともに、いつかまた、皆様と再会できる事を楽しみにしております。本当にありがとうございました。

(*) http://www.taiwan-mitakai.com.tw/d3_activity/10/activity10.html



3.菊池 信人さん 1994年経済学部卒

この度、開催されました南部交流会及びゴルフツアーに参加させて頂き、誠に感謝をしております。

私は、台湾・台北での生活を5年送っていますが、今回、実は初めて新幹線に乗り、また、南部(高雄・台南)に行くのも昨年のツアーを含め3回目と言う、そのような中での楽しみにしていたイベントでした。

南部交流会では、初めてお会いさせて頂く方、なかなか普段はお会いすることが出来ない諸先輩方との交流を深めることができ、やはり「慶應」はいいな、と普通で当たり前の感想をもってしまいました。  また、他の皆さんも同様のことを書かれると思いますが、「マダム楊」さんと写真をご一緒頂き、私の中では、李登輝前総統とご一緒した写真に並ぶ記念となりました。

ゴルフについては、スコアは二の次です。 昨年とは違い、天気に恵まれ、三田会の仲間と楽しくラウンド出来た、それだけで十分です。  といいながらも、二日目の高雄でのゴルフでは、幹事さんのご配慮で陳田柏会長と帰国が決まられている大場さん、安田さんとラウンドをさせて頂き光栄でありましたし、ネライ通り(?)にブービーをとることができ、満足しています。

最後になりますが、私もこの4月での帰国が決まっておりますが、必ずいつの機会か、この会に参加をさせて頂くことと、その際は、南部交流会でお約束させて頂きましたとおり、一回目は「北京語」で、その次に参加させていただく際は「台湾語」で自己紹介できるよう精進することをお約束して締めくくりとさせて頂きます。

どうもありがとうございました。




写真提供;台湾三田会報道班 柴山さん


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