台湾三田会初参加記 その気持ちを代弁するかのように、1月27日の朝は半泣きのような空模様で、時折ぱらつく雨がさらに憂鬱さを増していました。台北からのご一行が到着し、クラブハウスが急に賑やかになったところで、長島さんから諸先輩方をご紹介いただきました。お話しすると非常に優しい方ばかりでそれまでの緊張感はすっと抜け出ていきました。とはいえスタートすればいつものように右へ左へ、山から谷へと駆け回ることに。こんな私に調子を乱されることなくすばらしいスコアで回られた長島さん、陳さん、安田さんにはただただ敬意を表すのみです。 夜の会食には陳会長ご夫妻をはじめ高雄・台南在住の台湾三田会南部会員の方々も合流し34名の懇親会となりましたが、高雄に住んで4年にして初めて身近にこれほど多くの先輩方がいることを知り驚かされました。皆さん気さくに声をかけてくださり、台湾風にグラスを重ねるうちに、前からここに参加していたかのように錯覚するほど居心地のよさを感じてしまいました。何よりも台湾人と日本人の垣根なく、世代を超えて集うところに先輩方が築き、守ってきたこの会の伝統と文化のすばらしさを感じました。 今回初参加するにあたって何度もお声をかけて下さった長島さん、そして優しく受け入れてくださった陳会長をはじめとする諸先輩方に心からお礼申し上げます。2日目のゴルフも散々な結果でしたが、次の三田会コンペまでには…という目標ができたので頑張ります。91年経済学部卒 田畑正太朗 |