　
　私事で恐縮ですが、去る10月3日に、新竹にて第二子（男）が無事誕生しました。

　本年6月に家族とともに同時に赴任し、且つ台湾での出産という選択に至ったその出発点は、実は台湾三田会事務局殿からの激励のメールでした。台湾の産婦人科および小児科が世界ＴＯＰレベルである旨ご教示いただいたのも、この時でした。

　さて、初めて参加させていただきましたこの度の忘年会では、是非台湾三田会へ感謝の意を表したく、会も終わりに差し掛かったところでネクタイを締めなおしていたその矢先、「３７番！」とのアナウンス。いわゆる抽選の類で当選に与る経験のなかった私は、「バスタオルでも当たったか！」と喜び勇んで背広のポケットに入れた引換券を手に壇上へ。ところが当たったのは目玉商品であるＴＥＣＯ黄茂雄様ご提供のディスプレーとのこと。

没有發財運の私に一体何があったのだろうと狼狽していると、複数の諸先輩方からコメントを頂戴しました。それは台湾のことわざに由来するとのことですが、出産のごとくおめでたい出来事の前後は特に幸運がつくとのこと。子育ての合間、ケーブルテレビに世話になっている妻に対して、出産慰労を兼ねた最高のクリスマスプレゼントを贈ることができ、感謝の念にたえません。

　どうもありがとうございました。

俵田　明

93年法学部法律学科卒

（慶應義塾ワグネル・ソサイエティー男声合唱団）