台湾三田会
柴山
2010年11月6日 第39回台湾ゴルフ慶早戦
前月に続いた雨天で改善されていないコースコンディションの中でしたが、11月6日(土)第39回台湾ゴルフ慶早戦が慶応36名・早稲田30名の計17組66名もの方々の参戦で台湾高爾夫倶楽部(老淡水)で開催されましたので、スナップと成績表を添えて速報申し上げます。
そして、今回も慶応チーム勇士36名の結束の結果、個人戦は何女史が優勝、団体戦も昨年個人優勝されたOB千田さんをはじめシニアの活躍で10打差をつけての三連覇勝利となりました。これで通算成績も26勝12敗1分と伸ばすことが出来、いよいよ来年は第40回、20周年記念大会を迎えることとなりました。
今大会も盛大かつ無事に行なえましたこと、早稲田台湾校友会・台北稲門会ならびに台湾三田会からの参加者各位に心からお礼申し上げます。また、協賛賞品でご協力いただいた方々、運営にご協力いただいた方々、ご声援をいただいた方々にも深謝申し上げます。
第39回慶早ゴルフ対抗戦 番外編
(92政)菅波 剛
第39回慶早ゴルフ団体戦も柴山さんご報告通り、10打差で慶応が勝利3連覇することが出来ました。
今年に入って長島元強化委員長がご帰国されたため、事前の練習会、準備会、データ分析が不足しております。今回も三田会コンペ、練習会と2週連続で事前練習をしましたが、この2週間で80台が誰もおらず、という大きな不安を抱えたままの状態で本大会に突入いたしました。
11/6(土)当日は前日までの雨でややぬかるんだコンディションで慣れないカートに乗りながらの戦いとなりました。
前半戦を終わり、早稲田側の若手が次々と好スコアでまわっている情報が入り、一方で慶応側は陳さん、何さん、柯さんが手堅く粘っておられるものの日本勢では良い情報が聞こえてこず(自分自身の48叩き含め)、不安は増大するばかりでした。ただし、最後の一打まで諦めていけないのが慶早戦ゴルフです。
私自身、次回の第40回大会の幹事の重責も関わってくるため、必死に粘ろうと努力いたしました(後半41)。ラウンド後、表彰式前に早稲田側の若手が自己ベストを更新するなどの情報で、さらに暗雲が立ち込めており、表彰式会場内には慶応側に負けムードがぷんぷんしておりました。
何さんが個人戦で見事優勝され、団体戦の発表が始まると一気に会場の熱気が増してきておりました。
情報どおり早稲田/茂木さんの自己ベスト83で一気に差をあけられ、2位まで6打差と厳しいスタートでしたが、3位以降慶応のチーム力の強さがでてきて、5位の時点で逆転、粘りながらその後差を徐々に広げ、最終的に10打差で勝利いたしました!まさに全員の力を結集しての勝利です。
慶応側で見事ベスグロを出された千田さんのご活躍がMVPに挙げられますが、真の優勝要因は、全員の粘りだったと思います。実力通り堅くまとめられた陳さん、何さん、柯さんら台湾勢皆様のご活躍、最後まで粘られ貢献された新井さん、疋田さんベテラン勢のご活躍、新秘密兵器と期待されつつ崩れながらも粘られた村田さん、酒井さん、また10位に入らなかったもののその後も固めていただいていた慶応チーム皆様の粘りと我慢、以上全てを結集しての勝利です。
最後に一番カッコ良かった白石さんのお話を加えます。前週の練習会では私は白石さんとラウンドさせていただき、「淡水は我慢につぐ我慢が大切」と確認しながら回りました。本番当日ラウンド後、風呂場ですれ違いざまに「なんとか粘りきり貢献できたと思います。これから所用で表彰式は出れませんが、後はお願いします。」といわれ、この時点でお願いされても何も出来ないと思いつつも、颯爽とシャワーに入っていく白石さんの背中から「仕事を終えた男」の風格がでており、とてもかっこよく頼もしいと感じたことをお伝えしておきます。白石さんは予想通り6位で貢献されております。負けを予想していただけに格段に嬉しい勝利でした。
ご参加の皆様本当にお疲れ様でした。次回も粘りと我慢で頑張りましょう!!
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