第29回慶早ゴルフコンペ 団体戦7連覇 達成
〜〜薄氷の1打差 勝利〜〜
去る11月6日に快晴の八里球場で実施された台湾慶早ゴルフコンペで我が慶応チームは見事団体戦7連覇達成しました。
第29回を迎えた伝統の一戦台湾慶早ゴルフコンペは今春に続き慶応の連覇なるか、早稲田の久々の雪辱なるかで参加選手のみならず、両校会員の注目の一戦でしたが、底力に勝る慶応の勝利に終わりました。
しかし、内容は最小打数の一打差と早稲田の執念が慶応を追い詰め、最後の10人目のスコアでかろうじて慶応が逆転するというスリリングな結果となりました。(注:団体戦は上位10名のグロススコアの合計で勝敗を決定)
ダブルペリアでハンデキャップを決める個人選では、春に続き上位3名を早稲田が占める圧勝で、慶応に付け入るスキを見せませんでした。 しかし、慶応も参加人数では久々に早稲田を圧倒し、大会にかける意気込みを示しました。
ここで、私見ながら慶応の勝因を挙げると;
1. 今夏に帰国した瀧瀬選手が私費で自主参加、見事慶応のベスグロで勝利に貢献
2. 助っ人の呂選手、陳選手の活躍で平均スコアのかさ上げ
3. 強風が予想されたコンペ会場の八里球場で、10月の台湾三田会コンペ、前週の練習会を実施するなど、連
覇に驕ることなく伝統の一戦に準備をかけた。
4. 飯沼キャプテン以下一致団結し、一打でもスコアを縮めようと全員が勝負にこだわった。(これは、ゴルフだけでなく、三坂橋飯店での月例会やイベントを通して、日頃の連帯感の表れ。)
一口に7連覇といっても、年2回の大会では3年半かかる偉業で、鶴田副幹事曰く、「朝青龍の7連覇と肩を並べる」意味深いものと思います。(ちょっと大袈裟か?) ましてや、今回は早稲田の勢いが強く、まさに土俵際まで追い詰められましたが、最後の一人で見事に「打っちゃり」、薄氷の勝利となったことで、慶応チームの喜びはひとしおでした。
今回の勝利でゴルフにおける「一打」の重みを思い知らされ、ゴルフの奥深さを再認識すると共に、ゴルフの面白さを肌で感じることができた大会でした。
昭和53年 商学部卒 朝枝伸 (記)
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