塾員のお気に入りの台湾をご紹介   File.9
   
暁芳窯
(HSIAO FANG)

                
今月の紹介者   黄韋豪 さん (平成11年 大学院政策・メディア研究科)
               

磁器は中国人の偉大な発明で、長い時間を経て発展してきました。 唐、宋、元、明、清の各時代には、それぞれの異なった工芸技術と美学表現を創造しました。 また、各時代の工芸水準と芸術の味わいも反映しています。

しかし、現在に至っては、数多くの陶磁器が大量生産の目的で作り出されています。

古代の時代から受け継がれてきた手作業の触感は、決して大量製品が真似のできないところがあります。

三十年前から北投に窯を築く蔡暁芳先生は伝統な手作業を守り、美しさを追求しながら、陶磁器をつくっています。

国立故宮博物院の依頼により、宋代から清代に至る官窯の陶磁器を再現するなど、国内外で高い評価を受け、
台北故宮博物院、歴史博物館をはじめ、書画の大家である張大千氏、ブッシュ元大統領、サッチャー元イギリス首相、オランダの女王、リー・クワンュー元シンガポール首相および国内外の陶磁器の愛好家などが、曉芳窯の陶磁器作品のコレクターとなっています。



観賞用の作品のほか、いろな茶器も扱っており、各国からの中国茶「茶人」がよく探しに来ています。
また、日本の多くの雑誌でも取り上げられています。「なごみ」、「すてきレシピ」、「MINE」、「地球の歩き方MOOK 台湾」、「歩く台北」、「WOW TAIPEI」、「Echoアジアエコー」、「ラ・セーヌ」、「家庭画報」、「中国茶の楽しみ」、「商業週刊」など)。

ぜひ皆さんも一度訪れてみて下さい

DATA:
住所:台北市北投区中和街錫安巷105弄1号
電話番号:02−2891−1141
時間:9:00-17:00
休日:土、日曜日、旧正月と一部分の祝日
アクセス:MRT淡水線新北投駅よりタクシーで約五分



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