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年間行事
去る2016年(民国105年)12月10日(土)、台北國賓大飯店にて、慶應義塾長 清家篤先生のご臨席のもと、民国105年度台湾三田会総会ならびに清家先生による記念講演会が開催されました。
台湾三田会としては10年ぶりに母校・慶應義塾の塾長をお迎えしての総会という栄えあるこの機会を、会員一同長らく待ち望んでまいりました。
前日12月9日の夜遅くに台北にご到着になり、当日も午前より数々の公務をこなされるというハードスケジュールのなか、総会に際し清家先生より特別にご講演いただくというこの貴重な機会に際し、例年より多い101名の会員が参集し、会場にて清家先生をお迎えしました。
塾長招致実行委員長 黄茂雄君(台湾三田会初代総幹事、義塾評議員、1962経修)による講演者紹介を以て18時より始まった清家先生によるご講演は、「学問による貢献」と題され、文部科学省スーパーグローバルユニバーシティのトップ型校として指定された慶應義塾の国際化への取り組みや台湾人留学生も含めた留学生の現況などについてお話いただいたのち、少子高齢化という台日共通の課題にともなう労働市場や金融市場への影響等、労働経済学の大家である清家先生ならではの貴重なお話を賜り、出席した会員一同、真剣に聞き入りました。
塾長講演につづいて19時15分に、台湾三田会会長 葉添信君(1980理工・修)による開会宣言で民国105年度台湾三田会総会が開会し、台湾三田会副会長 朝枝伸君(1978商)による行事報告ならびに民国106年度新幹事体制の発表が行われ、満場の拍手を以て新幹事体制が承認されました。
つづいて、来賓である財団法人日本台湾交流協会台北事務所 沼田幹夫代表(駐台湾日本国特命全権大使に相当)ならびに早稲田大学台湾校友会 林滄智会長より、ユーモアあふれる温かいご挨拶を賜ったのち、台湾三田会元会長 林明成君(1974法修)による力強い乾杯の発声で、清家先生を囲んでの忘年会が開宴しました。
塾長と親しく触れ合うことができる貴重なこの機会に、多くの会員が清家先生と言葉を交わすべく主賓卓に集まりましたが、長時間のご講演後にもかかわらず、清家先生はひとりひとりと親しくお話し下さり、台湾三田会の塾員にとっては、忘れえぬ時間となりました。
和やかで楽しい時間も過ぎ、義塾ワグネル・ソサイエティー合唱団出身の会員 猪瀬佑介君(2005法政)の美声によるエールならびに「若き血」合唱を以て、清家篤塾長をお迎えしての民国105年度台湾三田会総会ならびに忘年会がお開きとなりました。
数々のご公務で大変ご多忙な中、遠く台湾までご来訪くださった清家篤塾長に、改めて心より御礼申し上げます。
文責;小佐野弾(2009経修)