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年間行事
第50回 台湾慶早ゴルフ対抗戦を終えて
5月28日炎天下の老淡水球場にて、節目となる第50回台湾慶早ゴルフ対抗戦が行われ、粘り強く戦った慶応が見事に勝利を収めました。
25年の長きに亘って続いている伝統の台湾慶早ゴルフ対抗戦は今回で50回の記念大会となりましたが、この節目の大会で若き血に燃えた慶応軍団が勝利を手にすることができました。これで通算成績は慶応の34勝15敗1引分けとなりましたが、近年は早稲田の攻勢が続いており、対抗戦は実に2打差勝ちと言う薄氷の勝利でした。勝因は、台湾人、日本人のバランスの取れた貢献、海外参加の方の獅子奮迅の戦い、そして若い世代の台頭とまさにチーム一丸となって全員で掴んだ勝利と言えます。
当日の老淡水球場は強い日差しの猛暑日で、時折強い風も吹くタフなコンディションに加えて、早慶戦独特の和気あいあいの中にも緊張感ある雰囲気で、普段通りの実力がなかなか出せないプレーとなりました。 スタート前には全員輪になり、「一打を大事に、最後まで諦めず、仲間を信じて戦おう!」と誓い合いましたが、ゴルフの深さ、一打の重みを痛感させられるプレーの連続となりました。
対抗戦は両校のグロススコアの上位10名の合計スコアで争われますが、早稲田側はシングル級が数名参加するとの情報が事前にあり、戦前の予想は慶応不利な状況でした。幹事団の積極的な勧誘活動と海外参加組の応援で参加人数でも早稲田32名に対し、慶応は33名と上回る事ができ、正に慶応の執念の勝利となりました。
また、今回は50年の記念大会の為、早稲田、慶応両幹事団の共同運営で記念のネームプレートも作成しました。
特別企画として、上位10名以外のプレーヤーの各ホール毎のベストスコアを合算し、11番目のプレーヤーとして対抗戦のメンバーに加える新たな取り組みも行い、最後まで気の抜けない、ハラハラドキドキの結果発表でした。
表彰式の後は恒例の両校応援歌、エールの交換でお互いの健闘を称え合い、今後も良きライバルとして切磋琢磨し、この伝統の大会を更に続けて行くことを誓い合いました。
最後になりましたが、遠く日本から応援に駆け付けて頂いた6名の皆様(長島さん、五十嵐さん、村山さん、津嶋さん、田中さん、大山さん)大変有難うございました。また、50回の記念大会を忙しい中、準備と当日の運営で盛り上げて頂いた幹事団の皆さんに心よりお礼申し上げます。
次回の51回大会は11月第一土曜日に実施する予定です。 以前にも申し上げましたが、このような感動(勝っても負けても)を味わえ、早稲田の皆さんと緊張感の中にも和気あいあいの交流ができるゴルフコンペを一人でも多くの台湾三田会の方に味わって頂きたいと思っています。 ゴルフのスコアは関係ありません、ゴルフが好きな方は是非慶早ゴルフ対抗戦に参加して頂き、同窓の仲間として共に喜びや悔しさを味わいましょう。
2016年5月31日
台湾三田会ゴルフキャプテン 朝枝 伸
個人賞受賞者:おめでとうございます!